顎関節症になったら歯科・口腔外科へ!治療法をご紹介

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医師が患部に行う治療

マウスピースで食いしばりを改善

顎関節症の治療である行動療法を行なおうにも、そう簡単にはいかないものです。
歯の食いしばりが癖になっていれば無意識の間にやってしまうかもしれませんし、夜間の歯ぎしりは自分の意思ではどうにもできません。

そんなケースに対応できるのが、「スプリント治療」です。
スプリント療法は、上下の歯を覆う専用のマウスピースをはめて行う治療で、これを装着することで歯や顎の負担を減らせるというものです。
噛みしめ癖に効果がある他、噛み合わせの不具合を調整し、ずれた顎の組織の位置を修復する役割も持っています。

マウスピースには症状によっていくつか種類があります。
改善したい症状と患者の歯列を考慮し、患者に合ったものが特注で作られます。

その他の治療

歯科・口腔外科では、医師の手によって特殊な治療が行われることがあります。
経験豊富な医師が手で顎関節組織の位置を治すことがあり、これを「理学療法」といいます。

原因によっては、手術を用いることもあります。
関節内に溜まった水を抜く「パンピング療法」という治療や、内視鏡を使っての手術が有名です。

開口障害が出て1週間未満の場合は、関節腔を生理食塩水で膨らませ、「パンピングマニピュレーション」と呼ばれる手法で口を開けることがあります。
また、「関節腔洗浄療法」といって、関節腔を洗浄する方法も使われます。
それでも改善しない場合は、耳の前から内視鏡を入れて患部を確認した後、関節の癒着部分を剥がす手術を行うケースもあるようです。


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